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お金の基礎知識

お金の基礎知識⑦eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を初心者向けに簡単に解説!【楽天証券内ランキング2位!】

Aさん
Aさん
楽天証券ランキング1位のeMAXIS SLIM米国株式(S&P500)はなんとなく理解できたから、今日は2位の解説をお願いします!

Bさん
Bさん
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)だよね!

なるき
なるき
分かりやすく簡単に説明しよか!

この記事はこんな方にオススメ!

・投資初心者

・投資信託を始めようと思っている,始めたばかり

・アメリカ以外の国へも投資したい

前回、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)について解説しました。

お金の基礎知識⑥eMAXIS SLIM米国株式(S&P500)を初心者向けに簡単に解説!【楽天証券内ランキング1位】投資を始めたばかりでどの商品が良いかわからないという方は、ひとまずeMAXIS SLIM米国株式(S&P500)がオススメです。アメリカの有名500社に分散投資できる優れた投資信託です。eMAXIS SLIM米国株式(S&P500)の特徴もお伝えしています。...

今回は、アメリカ以外の国への投資も可能な投資信託について簡単に解説していきます。

なるべくハッピーに!!

連動する指数

MSCI社(モルガン スタンレー・キャピタル・インターナショナル)が産出している、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスという指数に連動します。

この指数は全世界の49カ国・約3,000社で構成されています。

構成国・地域

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、23カ国・地域の先進国・地域と、26カ国・地域の新興国・地域で構成されています。

先進国・地域(23カ国・地域)

・アメリカ ・日本 ・イギリス ・フランス ・スイス ・カナダ

・ドイツ ・オーストラリア ・オランダ ・香港 ・スウェーデン ・スペイン

・デンマーク ・イタリア ・シンガポール ・フィンランド ・ベルギー

・イスラエル ・アイルランド ・ノルウェー ・ニュージランド ・ポルトガル

・オーストリア

新興国・地域(26カ国・地域)

・中国 ・台湾 ・韓国 ・インド ・ブラジル ・南アフリカ ・ロシア ・タイ

・サウジアラビア ・メキシコ ・マレーシア ・インドネシア ・カタール

・フィリピン ・ポーランド ・チリ ・アラブ首長国連邦 ・トルコ ・ペルー

・ハンガリー ・コロンビア・ギリシャ ・エジプト ・アルゼンチン ・チェコ

・パキスタン

国別の構成比を見ると、多い順にアメリカ(56.6%)、日本(7.5%)、中国(4.9%)、イギリス(4.3%)、スイス・フランス(3.1%)と49カ国・地域の中でもおよそ6割をアメリカが占めています。

Aさん
Aさん
2番目の日本と凄い差!

Bさん
Bさん
それだけアメリカ企業の成長が期待されているってことかな?

なるき
なるき
構成銘柄TOP10もほとんどがアメリカやで!

構成銘柄(TOP10)

構成銘柄TOP10の内、9社がアメリカ企業です。

1位から5位は、マイクロソフト・アップル・アマゾン・グーグル・フェイスブックといった世界的にも有名な企業が名を連ねています。

アメリカ企業といっても、これらの企業はアメリカ国内だけでなく世界各国で利用者がいるので、単純にアメリカ企業ばかりに投資しているという訳ではありません。

Bさん
Bさん
ジョンソンアンドジョンソンやVISAも普段から馴染みのある企業だ!

必ず知っておきたいリターンとリスク

投資するにあたって避けられないのがリスクとリターンの話です。

リターンとは、例えば100万円を運用して110万円になった場合「リターン10%」となります。

一方、リスクとは「価格がどのくらいの範囲で変動するかの振れ幅」を意味します。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は設定から年数があまり経っていないので、今回はMSCI(オール・カントリー・ワールド・インデックス)のデータを基に見ていきます。

リターンの前提条件

・多くの年:リターン±リスク

・20年に1度:リターン±リスク×2倍

データ(2020年10月末時点)はmy INDEXというサイトを参考にしています。

このデータを基に先ほどの前提条件に沿って計算してみます。

今回はより長期で見た方が信頼できるため、30年のデータを基にしています。

多くの年の場合はリターン±リスクとなるため、-10.6%〜24.8%のリターン。

20年に1度の場合はリターン±リスク×2倍となるため、-28.3〜42.5%のリターン。

このような可能性があります。

重要なのは、20年に1度は-28.3%つまり資産が7割程度に減る可能性があるということです。

Aさん
Aさん
100万円が70万円…

Bさん
Bさん
1ヶ月分の給料が丸々無くなる感じだ…

なるき
なるき
全財産を突っ込むのは危険かもしれんな!

全世界株式は年々右肩上がりに成長をしているので、回復してくる可能性はありますが、仮に一時的であっても資産が7割程度になるのが耐えられないという方は、現金もしっかり残しておく必要があります。

また、今回のリターンは「年率」なので1年のどこかのタイミングではこのシミュレーション以上の増減があると思っていてください。

まとめ

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は世界49カ国・地域約3,000社に分散投資できる投資信託です。

構成国の約60%はアメリカで、構成銘柄TOP10の内9社はアメリカ企業となっていますが、世界的に有名企業ばかりが名を連ねています。

この商品一つで世界中の企業に投資できるのでとても魅力的ではないでしょうか。