・整骨院勤務
・1993年生まれ
・大阪在住(京都生まれ京都育ち),妻と二人暮らし
・米国個別株,米国ETF,投資信託(つみたてNISA),日本高配当株(ネオモバ)で資産運用中
・個人資産600万円&夫婦の共通資産430万円
東証(東京証券取引所)は、株価の割高・割安を判断する投資指標のひとつであるPBR(株価純資産倍率)が低迷する企業に対して改善策の開示を要請しています。
2022年7月時点で東証株価指数(TOPIX)500構成銘柄のうちPBR1倍割れの企業の比率は43%です。
これに対してアメリカのS&P500株価指数ではわずか5%、欧州ストックス600でも24%となっており、日本が格段に多いことが分かりますよね。
東証は稼ぐ力が株主の期待に届かない企業が多いことを問題視しており、企業側に対して改善をするよう訴えており、目安となるPBR1倍を超えるための施策(自社株買いや増配等)を公表する動きが相次いでいます。
そこで今回はPBRが1倍以下で、時価総額1兆円超え&配当利回り3.5%以上の企業がどのくらいあるのか、投資妙味がある企業はあるのか見ていきたいと思います。
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PBR(株価純資産倍率)とは?
株価が1株当たり純資産(BPS:Book-value Per Share)の何倍まで買われているか、つまり1株当たり純資産の何倍の値段が付けられているかを見る投資指標です。
現在の株価が企業の資産価値(解散価値)に対して割高か割安かを判断する目安として利用されます。
PBRの数値は、低いほうが割安と判断されます。
PBR=株価÷1株当たり純資産(BPS)
PBRが1倍以下・時価総額1兆円超え・配当利回り3.5%以上の企業
早速ですが「PBRが1倍以下・時価総額1兆円超え・配当利回り3.5%以上」という条件に当てはまる企業を見ていきます。
全部で25社該当し、時価総額の大きい順で記載しています。
時価総額が大きいだけあって聞いたことのある企業ばかりですね。
各企業の割安度を確認!
次に各企業のPBRが過去5年間の中でどのくらいの水準なのかを見ていきます。
今回はマネックス証券の”銘柄スカウター”を使ってPBRの水準を確認します。
銘柄スカウターでは、PBRの他にも業績やPER・配当の推移を確認したり、色々な条件でスクリーニングをかけることもできます。
実際にマネックス証券で三菱UFJFGのPBRの推移を見てみます。
現在のPBRが0.62倍で、5年間のレンジが0.3〜0.73倍なので、過去の推移で見ると割高な感じがしますね。
各企業の5年間PBRレンジ
過去5年間のPBRのレンジを見ると、海運株の日本郵船・商船三井の現在のPBRは割安水準に見えますが、海運は景気等の影響をかなり受けるので、安定的な配当が欲しい方には不向きです。
赤字の銘柄は実際に保有している銘柄です。

この中で追加購入したいと思えるのは大和ハウス工業と三菱HCキャピタルですね。
どちらも配当利回りが4%を超えており、大和ハウス工業は10期連続増配予定、三菱HCキャピタルは24期連続増配予定と今後にも期待が持てます。
親会社株主に帰属する連結当期純利益の35%以上、かつ一株当たり配当金額の下限は130円として業績に連動した利益還元を行い、かつ安定的な配当の維持に努める
2025年度までは配当性向40程度を目安
8306:三菱UFJFG
8316:三井住友FG
8411:みずほFG
8591:オリックス
8750:第一生命HD
8725:MS&ADインシュアランスGHD
8309三井住友トラストHD
5020:ENEOSHD
3407:旭化成
8593:三菱HCC
高配当株投資におすすめの証券口座
ネオモバは1株から投資が可能なので、手軽に保有銘柄を増やすことができます。
しかし、SBI証券との合併が2024年1月に予定されているため、新規の口座開設はできません。
ネオモバ以外で少額投資におすすめの証券口座を3社ご紹介します!
ご自身の投資方針や考え方に合った証券会社を選択していただければ嬉しいです。
個人的には、マネックス証券の銘柄スカウターという分析ツールがかなりおすすめなので、どちらかを開設するならマネックス証券をおすすめします!
マネックス証券:1株投資の買付手数料が無料!
SBI証券と同様で、ワン株(単元未満株)の買付手数料が無料です!
冒頭でもご紹介したように、マネックス証券には”銘柄スカウター”という銘柄発掘におすすめの口座開設さえすれば誰でも無料で利用できるツールがあります。
業績や配当の推移を確認したり、色々な条件でスクリーニングをかけることもできます。
SBI証券:1株投資の買付手数料が無料!
2022年7月4からS株(単元未満株)の買付手数料が無料になりました!
以前までは、買付手数料のキャッシュバックで実質無料でしたが、見事な改良ですね。
楽天証券
2023年4月17日(予定)に「かぶミニ」のサービスを開始します!
買付手数料は無料で、売却手数料は11円/回とかなり格安ですが、どちらも手数料とは別にスプレッドが必要になります。
スプレッドは東証参考価格に0.22%のスプレッドを加減算した価格が約定単価となります。
楽天ポイントで投資が可能なので、ポイント投資をしたい方にはオススメな証券口座です。
また、限られた銘柄のみになりますがSBI証券・マネックス証券ではできないリアルタイム取引が可能です。
今回の内容が参考になれば嬉しいです!

