・整骨院勤務
・1993年生まれ
・大阪在住(京都生まれ京都育ち),妻と二人暮らし
・米国個別株,米国ETF,投資信託(つみたてNISA),日本高配当株(ネオモバ)で資産運用中
・個人資産450万円&夫婦の共通資産約400万円
現在SBIネオモバイル証券(ネオモバ)で高配当株投資を行っています。
高配当株=配当利回りが高い株ですが、”将来の高配当株“に投資することも心がけています。
現在の利回りが低くても毎年増配を続けてくれれば10年、20年後には高配当株になるという考えです。
一般的には増配を毎年繰り返すような高成長企業は、株価も右肩上がりで推移していくことがほとんどなので、将来の株価に対する配当利回りはそこまで高くないかもしれません。
しかし、”取得単価当たりの配当利回り(YOC)”でみると高配当株化します。
例えば、現在の配当利回りが2%で、10年平均増配率が10%の株に投資した場合の10年後の取得単価当たりの配当利回り(YOC)は
現在の配当利回り ×{( 1+過去の増配率)}^ 将来の年数 ※^は累乗
上の計算式で計算できるので、当てはめてみると
2 ×1.1^ 10=5.1874…%
となり、高配当株として十分な配当利回りに成長します。
このように連続増配株はかなりの破壊力のある投資先です。
しかも、先ほどお伝えしたように毎年増配を繰り返すような成長企業は株価の上昇も期待できるので、インカム&キャピタル両方の面で資産形成に貢献してくれることでしょう!
そこで今回は、増配に必要な1株当たり利益(EPS)が右肩上がりで成長している企業を3社ご紹介します。
現在、ネオモバで55銘柄に投資している高配当株投資家がどんな銘柄に関心があるのか、参考にしていただけたら嬉しいです☆
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1株あたり利益(EPS)とは?
1株あたり利益(EPS)=当期純利益÷発行済株式数で計算することができ、株主が投資した株1株あたりで会社がどれだけの利益をあげているかを判断することができます。
そして、EPSが株主への配当の基準となります。
仮に、当期純利益が大きく伸びてても、1株当たりの当期純利益が増えるということにはなりません。
純利益が増加したとしても、増資で発行済株式数が増えていたら、1株当たりの当期純利益(EPS)は増えません。
そこで、1株当たりの当期純利益を見るために発行済株式総数で割る必要があるのです。
EPSが増加しているかどうかを見ることで、今後も”増配が可能か”を検討する材料になります。
EPSと配当金そして今後の増配について簡単な例で見てみると、
A社:EPS100円・配当金50円、B社:EPS100円・配当金30円
という二つの企業があるとします。
A社の場合、EPSのうち半分を配当金として支払っています(配当性向50%)が、B社の場合は配当金の割合は3割(配当性向30%)となるので、B社の方が余裕があるのが分かります。
EPSが成長しないと増配を繰り返すごとに企業側が苦しくなっていくので、いつかは増配がストップしてしまう可能性が高いです。
つまり、増配を繰り返すにはEPSが右肩上がりの企業に投資をすることが必要になります。
そこで今回は、EPSが右肩上がりで増配を繰り返しいている企業を3社ご紹介します。
EPSが右肩上がりの連続増配株3選
今回お伝えする情報は2022年8月7日時点のものです。
ご覧いただくタイミングでは数値が異なるのでご了承ください。
使用するグラフはバフェットコードから引用しています。
1414ショーボンドホールディングス(建設業)
社会インフラの補修・補強に特化した総合メンテナンス会社で、コンクリート建造物の補修・補強工事の最大手、橋梁のメンテナンスは国内トップです。
橋梁を中心に、公共・民間インフラ(道路・トンネル・鉄道・電力・港湾・建築)の保守工事を営んでおり、主要取引先は国土交通省、西日本高速道路、中日本高速道路と日本に欠かせない企業です。
株価:5,900円
PER:26.81倍
配当利回り:1.87%
配当性向:50%
連続増配年数:13年
10年平均増配率:15%
10年後予想YOC:7.57%
株主還元政策:配当性向50%の維持&自社株買いの実施で、総還元性向75%
配当利回りは2%以下と高配当とは呼べませんが、過去10年の平均増配率を基にシミュレーションすると、現在の株価で購入した場合10年後には配当利回り7%以上の超高配当株へと変身してくれます。
橋・道路・トンネルなどのインフラがこの世からなくなることはまず無いので、安心して投資できる企業だと思っています。
株価とEPSおよび配当金の全てにおいて右肩上がりで推移しており、連続増配株に投資する場合はまずこの銘柄を候補の一つに挙げます。
また、自社株買いの実施も発表しているので、EPSの更なる増加も期待できます。
株価が少しでも下がったら購入したいですが、なかなか下がらないので、配当利回り2%(株価5,500円)を目安に投資タイミングを伺っています。
4763クリーク・アンド・リバー社(サービス業)
1990年に創業し、クリエイティブ分野(映像・ゲーム・Web・広告出版)を中心に、エージェンシー業務(派遣・紹介)・プロデュース(請負)・ライツマネジメント(知的財産)を展開している企業で、新規事業(メタバース/NFT/XR/AI/ドローン/農業)への取り組みも推進しています。
株価:2,359円
PER:21.03倍
配当利回り:0.97%
配当性向:20%
連続増配年数:12年
10年平均増配率:17%
10年後予想YOC:4.66%
株主還元政策:具体的な数値目標の明記は無し
配当利回りは1%以下とかなり低いですが、クリエイティブ事業やこれから発展しそうなメタバース・NFT等の事業も手がけており、今後更なる成長とそれに伴った株価・配当の成長も期待できそうな銘柄です。
配当利回りが1.5%を超えるタイミングも過去ほとんどなかったので、株価が下落し1.5%付近の水準に達したら購入しようと思っています。
過去10年の増配率を維持できれば、10年後には配当利回り4%以上の高配当株に成長してくれます。
7839SHOEI(その他製品)
世界トップの高級ヘルメットメーカーで、高級オートバイ用を中心に航空機用・戦車用・白バイ用のプレミアムヘルメットを製造、グローバル販売しています。
デザイン性・機能性・安全性の高い最高級ヘルメット(サンバイザー・インターコム付き)として世界的評価を受けており、60カ国以上に販売(海外売上は約75%、欧州市場は約45%)しています。
株価:5,950円
PER:28.25倍
配当利回り:1.76%
配当性向:50%
連続増配年数:10年
10年平均増配率:55%
10年後予想YOC:140.87%
株主還元政策:配当性向50%
過去10年の平均増配率が異常なほど好調だったので、10年後の予想YOCが100%を超える計算になってしまいました。
配当性向も50%と余裕たっぷりというわけではないので、過去5年間の平均増配率14%を基に、10年後の予想YOCを計算すると5.72%となり、こちらの方が現実的な数字かと思いますが、是非とも100%超えのYOCを実現したいですね。
コロナショック時は配当利回りが2.5%を超える水準まで株価が下落しましたが、ここ最近は円安の影響もあり、海外の売上比率が高いこの銘柄は株価が右肩上がりで推移しています。
まとめ:今と未来どちらの視点も持って投資をしていく
いかがでしたか?
現在、高配当株投資をされている方は多いと思いますが、連続増配株にも少しは興味が湧きましたか?
ポートフォリオの一部に連続増配株を入れておくことで、未来のYOCはかなり高配当化するでしょう。
連続増配株の魅力は配当が毎年増えるだけでなく、株価の上昇も狙えることです。
一般に成長株投資をする際は、株価が下落したら損切りが必要と言われますが、連続増配株の場合だと株価の下落はチャンスに変わります。
少しでも株価が低い時に投資できれば、今後の増配によって未来の配当利回りが格段に変わっていきます。
過去の株価と配当利回りの推移をチェックして、「どの水準なら投資すか」はご自身で検討して、チャンスを逃さないようしっかり準備していてください。
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